何100万行ものコードが実行される現在のアプリケーションでは、より高速で複雑なプロセッサが使われます。
SoC(System on Chip)上の周辺デバイスや内部システム・バス、キャッシュ・リソースも増え続けており、チップ内で何が起こっているかを詳しく調べるツールのニーズが高まっています。
Wind River Traceを使用すれば、デバイス内のハードウェア/ソフトウェアの動作をより視覚的に把握できます。
開発環境内に専用のGUIが組み込まれ、トレース用のコンフィギュレーション・パラメータを設定したりトレース・データを表示したりできます。
また、付属の
Wind River ICE用のハードウェア・アダプタとの併用で、ターゲットから90万行を超えるトレース・データの取り込みやバッファリングが可能です。
トレース・バッファ
Wind River Traceにはトレース・コードを最大100万行まで取り込むことができ、 Wind River Workbench, On-Chip Debugging Edition 内に表示して解析できます。
キャッシュ・バッファがすべてイネーブルになっているときでも、バッファにプログラム・フローを記録できます。
またWind River Traceのプロセッサ・コアは外部バスより速く動作するいっぽう、バッファは他に影響を及ぼさないので、最大200MHzのクロック・スピードでトレース・データを取り込むことができます。
フィルタリング
Wind River TraceはWind River Workbench, On-Chip Debugging Edition内のGUIを使用して構成を設定できます。
トレースの位置や領域、レポートのみのオプション、トリガリングなどのコンフィギュレーション・パラメータで、いつ何をトレースするかを指定できます。
多様なターゲットに対応
Wind River Traceにはさまざまなインタフェースが用意されており、Wind River Traceポッド先端のアダプターを交換することで、プロセッサ・ファミリを簡単に切り替えられます。
特長
- リアルタイム・ターゲット制御
- リアルタイム・トレース・バッファ
- トレース・フィルタリング
- モジュール方式によるハードウェア設計
- グラフィカル・ユーザ・インタフェース
- さまざまなターゲットに対応
- 最大64万行のコードをタイムスタンプ付きで取り込み可能
- 最大200MHzのクロック・スピードでリアルタイム・トレースを取り込み可能
テクニカルスペック
対応ホスト
- Linux
- Solaris
- Windows 2000/XP
対応ターゲット*
- ColdFire 52xx, 53xx, 54xx
- PPC 40x/44x
- Xilinx Virtex-II Pro, Virtex 4
- * 最新のCPU対応については、最寄りの弊社 営業部までお問い合わせください。