GNATcheckコーディング規格検査ツール

コーディング規格検査は、一般的なソフトウェア開発ライフサイクルでのレビューで、潜在的なバグや脆弱性を発見します。 Ada用のGNATcheckコーディング規格検査ツールを使用すると、ソフトウェア開発者とレビュー担当者は、組織およびプロジェクト固有のコーディング規格要件に準拠しているかどうか、Adaアプリケーションを自動的に検査できます。

コーディング規格は「ベストプラクティス」あるいは、アプリケーション開発をセーフティかつセキュアなソリューションに導くためのガイドラインと考えることができます。

GNATcheckを使用すると、Adaコンパイラの堅牢さ以上に、機能制限、移植性、スタイルガイドなどの設定可能なルールに対してコードを自動検査することで、「ベストプラクティス」に従うことができます。 GNAT Pro開発ツールスイートと統合すると、コードレビュー前、コードチェックイン前、QA中にソフトウェア検査ができます。

設定可能なルール

GNATcheckツールには、ルールドキュメントを作成するときに使用できる定義済みルールセットが用意され、多くのカテゴリに分類されています。

スタイル関連のルール
GNATcheckは、移植不可能な機能、特定のオブジェクト指向、タスク機能、プログラム構造、可読性、ならびにコーディング規格のガイドラインを満足しないプログラム記述を検査します。

機能関連のルール
Ada 言語の機能の中には、プログラムが許容する範囲外のものもあります。 GNATcheckは、匿名のサブタイプ、数値リテラルの使用、float の均等性チェックなどの機能を誤って導入しないようにできます。

メトリクス関連のルール
長期にわたるソフトウェアプロジェクトの可読性とテスト可能性を確保するために、GNATcheckは、プログラムに対して計算されたメトリクスが指定の範囲内にあることを確認して、特定のメトリクスへ準拠させることができます。メトリクスの計算には、サブプログラムごとの必須複雑度、周期的複雑度、およびサブプログラムごとの論理SLOCが含まれます。