なぜストレージレスシステムなのか

あらゆるコンピュータにあるもの、それはCPU・メモリ・ストレージの3つになります。

それぞれ演算機・演算用の1次データ保存領域・データやファームウェアの保存用領域として使用されていますが、このうちストレージは容量不足やデータ化け、書き込み回数制限など、いろいろな問題の原因となっております。

またストレージ容量が制限されていたり、書き込み回数が制限されているフラッシュを使用することの多い、組み込み機器などで特に顕著ですが機器の信頼性や機能追加など制約になっているのがストレージです。

このストレージは本当に組み込み機器にとって必要でしょうか?

もちろん起動用の最低限のストレージは必要です。ただメインのアプリケーションやそのデータ保存に必要な領域としてのストレージは、ネットワークブートやネットワークファイルシステムを使う事により不要なものとすることができます。

PXE ~ネットワークブート~

PXEは代表的なネットワークブート方法で、Intel系のUEFIや他のMCU系のUbootなど色々なブートローダーで使用可能です。

サーバ側ではDHCPとBOOTPのサポートさえあればよく、また最近ではDHCPとHTTPでのブートをサポートしているブートローダーもあり、高機能なNASやルーターなどでも代用でき、より簡単にネットワークブートを試すことが可能となっております。

SMB ~ネットワークファイルシステム~

SMBは多様なOSでサポートされている代表的なネットワークファイルシステムのプロトコルです。

このネットワークファイルシステムを使用するとローカルファイルシステムと同様に他のファイルシステムを使用することができます。

ファイル共有となりますので、一般的なファイル転送とは異なり、ローカルファイルシステムを必要としません。

ストレージレスシステムの実例

セキュリティカメラを意識して弊社ではRaspberry PI 3B+のPXEネットワークブート機能とSMBミドルウェア YNQ™が入ったファームウェアを組み合わせ、Raspberry PI 3B+のカメラから取得した画像をファイル共有したPCに書き込むデモを作成いたしました。

通常ではブート用のSDカードが必要になりますが、このデモでは不要になり、故障可能性が高いSDカードを排除することでコストの削減や耐久性を高めることが可能です。

またファームウェアはPC、ルーター若しくはクラウド上のファイルとして存在することになるため、ファームウェアアップデートを要因とする障害が発生する可能性を減らすことが可能になります。

デモにご興味のある方は実演なども可能ですので、お問い合わせからご連絡をお願い致します。

※ YNQは、Visuality Systemsの商標です。

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