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QRコード決済の自販機とは? 設置のポイントを解説

最近はPayPayやLINE PayなどQRコード決済で支払える決済方法が普及しています。スマートフォンのQRコード読取機能を活用して、自販機でも商品の支払いが可能となりました。

しかし、キャッシュレス決済対応にすることでどんなメリットがあるか分からない方もいるでしょう。

今回は、QRコード決済を使える自販機の特徴や使い方、QRコード決済端末を設置するポイントについて解説します。QRコード決済端末の設置を検討しているオーナーの方は、ぜひご覧ください。

QRコード決済対応自販機で売上向上が期待できる

QRコード決済の利用者は年々増加しています。一般社団法人キャッシュレス推進協議会『コード決済利用動向調査』(2022年9月公表)によると、2022年6月時点の普段QRコード決済を利用しているユーザー数は5万人以上です。

QRコード決済によって新規顧客を獲得し、お店の売上のプラスになる可能性も見込めるため、自販機をQRコード決済対応にすれば、キャッシュレスを使うお客様が利用しやすくなり、新規顧客の獲得が期待できます。

決済サービスを提供している企業が事業を拡大している現状から考えると、QRコード決済の自販機は今後さらに増加するでしょう。

QRコード決済対応自販機のシステム

QRコード決済とは、専用のスマートフォンアプリを使い、QRコードをかざして決済をする仕組みです。あらかじめ登録しておいた銀行口座、クレジットカード、チャージ残高から代金が支払われます。

決済端末によって購入された商品の代金は、決済代行業者から後日お店側の銀行口座などに手数料が引かれて入金されます。

入金日は決済代行業者によって異なるため、契約前に確認しておきましょう。

QRコード対応決済端末のメリット・デメリット

QRコード決済は徐々にユーザーが増えており、店舗側にとって売上管理に手間がかかりにくい決済方法です。しかし、導入するための費用がかかってしまうデメリットも持ち合わせています。

QRコード決済対応の自販機を導入する前には、事前にメリット・デメリットの両者の把握が重要です。

この章では、QRコード決済に対応した自販機のメリット・デメリットについて解説します。取り付けを検討しているオーナーの方は、ぜひ参考にしてください。

メリットについて

QRコード決済の最大のメリットは、急成長中の市場で、今後利用者の増加が予想される点です。PayPay・LINE Pay・楽天Payなどポイントを求める経済圏ユーザーから、現金よりも購入が見込みやすくなるからです。

これまでポイントがつかないことを理由に購入しなかった消費者に対して、商品の良さが伝わりやすくなり、リピーターの獲得につながりやすくなります。

また、決済端末による支払いで現金管理を簡略化できる点もメリットです。

デメリットについて

QRコード決済端末の導入には、端末の導入費用がかかります。端末の設置を業者に依頼する場合は、日程調整などが必要なため、稼働に時間がかかる可能性もある点に注意が必要です。

QRコード決済を導入してすぐには、QRコード決済対応だと消費者が気づかない場合もあります。すぐに顧客獲得や売り上げにつながらない場合は、ポップなどを用意しキャッシュレス対応だとアピールするといった工夫をしてみましょう。

QRコード決済導入前に知っておきたいポイント

キャッシュレス決済は短期間にデータ集計され、売上を管理できる特徴があります。詳細な売上データから、今後の顧客獲得に関する指標の分析も可能です。

この章では、QRコード決済端末を導入する前に知っておきたいポイントについて解説します。QRコード決済に対応した弊社の商品についての紹介もあるので、ぜひ参考にしてください。

売上をデータで一括管理

QRコードでの決済データでは、購入金額・購入件数・ブランド別売上(QRコード)・売上日時の情報を把握できます。時間帯やよく使われるブランドの参考データになるため、客層やQRコード決済会社との提携によるクーポン配布などの指標の把握が可能です。

現金での決済はデータに反映されないため、全体売上は自社で管理する必要がありますが、QRコード決済分の労務負担が減るため利便性が高いといえるでしょう。

豊富な種類に対応でき利用者増加

QRコード決済はPayPayやLINE Pay、楽天Payなど利用者が多くいるブランドは、対応できないだけで多くの利用者を失うことになります。せっかく端末を導入しても、新規顧客獲得の機会損失に繋がりかねません。

端末メーカーが提供している決済端末はほぼ全ての大手QR会社の決済サービスが利用可能なため、現金以上に利用者の増加を見込める可能性が高くなります。

自販機をQRコード決済対応にして新規顧客の獲得を目指そう

QRコード決済はとても便利で、お客様がスマートフォン一つで自販機の商品を購入できます。お店側も、QRコード決済端末を利用して売上管理の手間をかけずに売上管理を行うことができて非常に便利です。

ポイント付与やスタンプなどによる付加価値から、キャッシュレス決済の利用者は増加傾向にあり、現金決済のみの自販機では売上の機会損失に繋がる可能性があります。

設置してある自販機に決済端末を取り付け、キャッシュレス決済の利用を希望する顧客の獲得を実現しましょう。