Simics
Wind River
Wind River Simics シュミレーター
Simicsは高速インストラクションセットシミュレータでPC上で動作する仮想プラットフォームです。仮想プラットフォームは実ハードウエアのCPU、周辺を含めモデル化されています。単一CPUからマルチコア、マルチCPU、マルチボードが組合されたシステムのソフトウエア開発、デバッグが行えます。バイナリプログラムを高速に実行し、ソフトウェア開発、テストに使用することができます。
Simicsは、BSP、OS等の基本プログラムからアプリケーションまで実行でき、プログラムの繰返し実行、逆実行、レジスタ表示変更、メモリの表示変更等の機能を有しています。Simicsの新しいデバッグ手法によって製品開発時間を短縮することでリスク回避、タイムツーマーケット、開発コストを低減します。結果として開発効率が改善します。
Simicsの開発フェーズによる使用例
1 仕様、設計フェーズ
・実際のコードを書きながらの使用設計
・ハードウエア構成を確かめながらの仕様設計
・例、シングルコアかデュアルコアかの決定
2 開発、デバックフェーズ
・ハードウエア完成前に開発を始めることができます。
・ハードウエアのバグ修正が容易に行えます。
・アップデートされたハードウエアを配布するのが容易です。(海外サイトなど)
・トラブル発生時のスナップショットを記録し、トラブル解析データとして利用可能。
3 出荷、メンテナンスフェーズ
・少量多品種モデルのメンテナンスサポート
・実システムをPC上の仮想プラットフォームで再現しデバッグ、トラブルシューティングに対応
・PC上のシミュレータで製品のデモ、教育に利用
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