フランス企業Latitude、小型衛星打ち上げロケットソフトウェアに Ada言語とSPARK言語を採用
宇宙開発業界では、競争が激化し独創性、信頼性、費用対効果が最重要課題となっています。Latitudeは、最先端の小型衛星打ち上げロケットZephyrの開発に着手した際、適切なプログラミング言語と開発ツールを選択することの重要性を認識しました。多くの開発言語を評価した結果、LatitudeはAda言語と形式検証可能なSPARK言語の採用に至りました。
Ada/SPARK言語は、リアルタイム組込システムのパフォーマンスと予測可能性な要求を充足しつつ、ソフトウェア開発の実務に堅実なサポートを提供します。さらに、ライフサイクル・コストを軽減することも考慮されています。この知見をもとに、Latitudeは今後のプロジェクトにAda/SPARK言語の利用を拡大する予定です。この技術は組込システムの開発に重要であると考えています。
[CASE STUDY 日本語版]
latitude[CASE STUDY原文 英語版]
latitude-engAdaCoreについて
1994年に設立されたAdaCoreは、ミッション・クリティカル、セーフティ・クリティカル、かつセキュリティ・クリティカルなシステム向けにソフトウェア開発・検証ツールを提供しています。
長年にわたり、AdaCore製品を利用されているお客様は、セーフティ・クリティカルなアプリケーションを開発し、保守を継続されています。その分野は、商用航空機、自動車、鉄道、宇宙、軍事、航空交通管制、医療機器、財務サービスなどです。AdaCore社の顧客は、世界的に幅広い分野で増え続けています。詳細については、こちら(英語)をご覧ください。
AdaCore製品はオープンソースで、開発エンジニア自身が専門的なオンラインサポートを提供しています。同社の拠点は、ニューヨークならびにパリにあります。AdaCoreホームページ
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